パブリックコメントを分析してみて[その他」の持つ意味

多くの市民から寄せられた意見、検討結果をここ2、3日じっくりと拝見しておりました。続きです。

意見内容の分類について
 地域福祉課は施設内容、計画に対する質問・要望、その他にの3部門に分けている。
  意見総数            148件
  意見の内容は
  ●福祉会館に求める施設内容   50件
  ●計画に係る質問・要望     16件
  ●その他に関するもの      82件

今回内容において注目するのはその他に分類された内容です。

パブリックコメントは福祉会館建設案で示された範囲内において意見を地域福祉課は求めていると覗えます。

当初市議会に提出された計画案には建設場所についても記載されていましたが、市民に対して提案された建設案には建設場所については削除されていました。この事から建設場所に関する安全性の確保に対する意見、財政に関わる意見、市有地の有効利用などの意見、これらを包括する公共施設マネージメントに関する意見は「その他」に分類されています。

この分析が事実であるとすれば行政が市民に意見を求めているのは分類の「福祉会館に求める施設内容」に限るのではないでしょうか。
それに対する検討結果は先の議会で否決された基本設計等で検討するとしか表されていません。

「福祉会館に求める施設内容」に分類されている50件の意見は
福祉機器展示場の設置に関する意見が20件を占めている。それ以外は関係団体の執務室、会議室、倉庫の整備、個別相談室の必要性などが意見として寄せられています。

これらの意見は福祉会館を利用している団体・人々のみの意見であり、これからの福祉会館にもとめられる機能をイメージすることができない事による一部の人々の意見であると推定されます。

それに対しその他に分類された意見が今小金井市が直面している種々の課題、即ち市民サービス(新しい福祉政策)と財政の健全化のバランスを考えた上の意見であり現福祉会館利用者と異なった立場からの意見であると考えられ計画案のコンセプトの不十分さが市民が判断しての意見が寄せられたと考えられます。

「その他」と分類されたことは地域福祉課の業務範囲でないことは明らかであることから市民の福祉会館等に求める意見をいかにして取り組むかが小金井市に求められていますが、市民検討委員会の担当部署は地域福祉課であることからパブリックコメントと同じ扱い方がされると考えております。

話題は少し変わりますが、財政結果は行政の成績表であると考えております。市長は予算案を立案し、議会はそれの妥当性を審議する責務がありますので双方の成績表です。

その意味で新福祉会館に対する予算を今後審議してゆくときに福祉会館であるので地域福祉課が担当であると言う条件を変更するか庁議の活性化において小金井市の将来を検討することが必要と考えます。

関連補正予算が提出されておりますので議会にボールは投げられております。投げられたボールを議会は真剣に審議する必要があります。

その前に市民検討委員会の検討範囲を地域福祉課の業務を超えて審議検討できる環境を作ることが求められます。


Tag: 福祉会館問題
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