予算委員会を傍聴して感じたこと

予算委員会を傍聴して色々考えさせられました。多方面の市民参加が欠かせません。)

9月15日に開かれた予算委員会を傍聴いたしました。
感じたこと、考えさせられたことが数多くあります。

今議会は市議会基本条例を新たに制定するために市民にパブリックコメントを求めております。

そのために条例案を読ませていただいております。この条例案が制定すると議会で審議スタイルがどのように変化するのか、議員の資質が向上するのか、何を変えようとしているのか関心があります。

基本条例制定の目的に「市民福祉の増進」が掲げられております。市民福祉とは何をさすのか私には理解することが出来ません。福祉と言えば障害者福祉などで用いられる福祉で福祉保健部の業務を表すものとしか理解できませんが。

議会基本条例(案)はパブリックコメントに対する意見は今後勉強して書きたいと考えております。

今回は計画とバックキャスティングについて少し検討します。

予算委員会で新福祉会館建設に向かって予算案が議会に提出されました。
討論された内容は
 ●建設計画、基本計画の進め方
 ●市民検討委員会の設置に関すること
 ●建設地に対する行政決定に対する確認
などです。

建設計画、基本計画で使われる計画とは何かを考えてみました。

小塩篤史氏は
「計画とは進むべき方向性を示す地図」と表現されております。

「計画」の定義は、何らかの目的を達成するために、どのように行動するべきかを定めたものである。一度たてられた計画には、その計画どおりの行動をとることが暗に求められている。

「計画」についてはさまざまな分野の知見がある。行政計画、都市計画、ITのプロジェクトマネジメント、そしてお馴染みのPDCA等々である。

都市計画では、「基本構想(グランドデザイン)」「基本計画(マスタープラン)」という言葉が用いられており、基本計画は、基本構想を実現させるためのガイドラインとして設定される。

また、「計画」という言葉には「何かを決める絶対的な存在」による、トップダウンの雰囲気がある。管理のための計画ではなく、必要なのは進むべき方向性を示す地図のような「計画」ではないだろうか。

風向きや波の高さによってわれわれの進む道は異なるかもしれないが、地図があれば自分たちの現在地点と目的地を示してくれる。
と記載されている。

「必要なのは進むべき方向性を示す地図のような「計画」ではないだろうか。」
進むべき方向性の思考方法として過去の経験から将来を定めるフォーワードキャスティングと期待する将来像を定め今何をすることが大切かを考えるバックキャスティングがあります。

現在の世の中は低成長、少子化、高齢化、持続可能な社会などとして表現されるように今までの経験の先に理想の世の中は存在しないと判断されております。

十数年前北欧の小児科の医師により環境問題を解決する思考方法としてバックキャスティングと言う考え方が提唱され日本の環境省も取り入れております。
新福祉会館の計画案にもバックキャスティングと言う考え方を取り入れることが大切と考えております。

新福祉会館建設案を基本構想として基本計画を建築設計会社に依頼するには無理があります。
基本構想は市民検討委員会などで充分検討されなければなりません。

現在の新福祉会館建設案を基に市民検討委員会で検討することは再検討することは今後問題を招くと心配いたしております。


Tag: 福祉会館問題
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