新福祉会館市民検討委員会に期待すること

私共が次世代福祉会館と称する新福祉会館建設に関する第一回市民検討委員会が、12月11日(金曜日)午前9時から開催されます。

翌々日の13日は市長選挙です。
新しい市長が選出されます。

なぜその条件で、小金井市にとって新たな変曲点になろうとしているときに、行政は退く市長の下で新たな審議会を行うのでしょうか。
この計画は、一政治家のために行われる行動で、市民福祉を度外視した行政行為であり、私物化しているものとしか考えることができません。

とくに市民検討委員会で検討される対象は、行政の根幹である福祉です。
現在、最終段階にある議会基本条例案の前文に「市民福祉のために」と記載されております。

昨年末より市民説明会、パブリックコメントなどで検討されてきた新福祉会館建設計画(案)は実質上破綻しております。

小金井市が他に誇れる福祉会館を多くの人々によってこれから計画、検討しようとするときに、実質上破綻した計画案を当事者であり、任期があと1か月も無い現市長の下で行うことは正しいのでしょうか。

このような時、見識があり、今までの業績に対して市民に対して胸を張れる市長であれば次期市長の方に後を託すことでしょう。

現在市民検討委員会で検討される課題は、実質上破綻している計画案を基に行われる予定です。
しかし見識ある検討委員の皆様は与えられた条件の中での検討が、市民が誇ることのできる福祉会館を計画することの困難さを感じ取ると思います。

破綻している事実は、
●新たに建設する福祉会館の立地、すなわち現市長が行政決定した本庁暫定集会場地に建設すること。
 その決定が近隣に及ぼす都市計画に大きく影響し隣地の生命権を阻害することを無視している。

●福祉会館で行われる事業計画案は、これからの市民福祉と遠くかけ離れている。

これから次世代福祉会館を計画、検討する際に大切なのは、多様性(ダイバーシティ、Diversity)すなわち「物事を見る視点の多様性」を特に求められる。

物事を見る視点の多様性を得るためには、いろいろな経験を持つ人、いろいろな環境で生活している人々、偏らない人々で検討しなければなりません。
現新福祉会館建設計画案は偏った人材、現市長の下で十分検討することもなく作成されたものと思われます。

多様な人々で次世代の福祉会館を検討するには一定の時間が必要です。

委員会で起きることは想像できます。
 ●委員会初期は相手の考え方を慎重に収集するため静かに進むでしょう。
 ●委員会中期になると各人の考え方が提出することにより混乱、コンフリクト(conflict)すなわち対立、諍いが起きます。
 ●そのコンフリクトを乗り越えることにより最終的に良い結果を得ることができます。

今までの市民検討委員会において、委員長となられる方は市長が推薦する学識経験者が就任されることが恒例となっております。
委員長の人格、見識が検討委員会の方向性を決定します。

市民検討委員会の新しい環境づくりを期待しますし、委員によって作っていただきたく思います。

しかし現在の行政は、そのようなことを望みませんし、起きません。それは縦割り行政ですので同質の人々、同じ環境で業務をしている人々の間では決して表には出てきません。

このような環境で計画されたのが「新福祉会館建設計画案」です。
市長が真に現在の、未来の市民のために新福祉会館を望むことが出来るのであれば新福祉会館は次期市長にゆだねることが一番であると思います。

市民検討委員会では多方面から誇れる次世代福祉会館を検討してください。市民のために。
 財政的立場に立って
 都市計画、まちづくり計画の立場に立って
 公共施設計画の立場に立って
 広義の福祉の立場に立って
 地域福祉を推進する立場に立って


Tag: 福祉会館問題

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